2010-09-20

気がつけば

いつのまにか

独りになっていた



縋ることもできず

頼ることもできず

私にできるのはただ

力なく横たわることだけ



消えそうに細い

一本の線上を

流されるがままに

歩いては来たものの



眩んだ目には

他に選びうる道など

見えはしない



いっそのこと

足場を奪われてしまったほうが

あるいは楽なのかもしれない

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