鎖
また
人生が
意味を失い始めた
人の言葉が
人の所業が
己の命が
色を失っていく
無機質な背景と
同化していく
どこまで上っても
結局のところ
見えない鎖で
繋がれているのだろう
どうせまた
あの深淵に
引きずり込まれるのだろう
真っ白な希望で
痛みの記憶を塗り潰しても
奥深くに巣食った
どす黒い病巣は
決して消える事はないのだろう
人生が
意味を失い始めた
人の言葉が
人の所業が
己の命が
色を失っていく
無機質な背景と
同化していく
どこまで上っても
結局のところ
見えない鎖で
繋がれているのだろう
どうせまた
あの深淵に
引きずり込まれるのだろう
真っ白な希望で
痛みの記憶を塗り潰しても
奥深くに巣食った
どす黒い病巣は
決して消える事はないのだろう